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大人のための時代小説

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桃太郎 4 
momo8

「ああ、はやくぅ。・・・どうにかして・・・」
桃太郎は胸をはだけ形のよい胸に自分で指を這わせ身悶えた。
緋色の着物に包まれた白い体が焚き火に照らされて揺らめいている。
剥き身の果肉のようだった。
しかし若者たちにはそれすら目に入らない。
桃太郎の体から甘酸っぱい芳醇な香りが立ち上ってきて彼らを虜にしている。。
それは白い脚の間にある翳りの中から湧き上がってくるようだ。
一番鼻の利く犬伍がこの香りに強く反応した。
白い脚の間に顔を埋め翳りから流れてくるおびただしい汁をペロペロと舐め始めた。
「ああ。ああ、ああ、」
桃太郎が腰をゆすりますます身悶えた。
その様子があまりに妖しくつられて猿吉と雉朗も貪り始めた。
「あああ・・・」
桃太郎の潤んだ目は宙をさまよい、掻きつくように細い爪を男たちの背中に立てた。

12

「はやく・・・はやくしてぇ~死んじゃうぅ・・・」
「ウキーッ」
「ガルルル」
「キエーッ」
(獣姦ものではありません)
桃太郎にせかされ、猿吉たちはとうとう宝刀を抜いたのだった。
一度火のついた若者たちはとどまるところを知らず
三人の宝刀はかわるがわる桃太郎を貫き続けた。
いや、桃太郎に奉仕し続けたというべきか・・・・。
「あん、あん、もっと。。もっと。。」
「ああああ~っ」
桃太郎は何度も気を遣っては息を吹き返し、華奢な体のどこにそんな力があるのか
凄まじく求め続けるのだ。
若者たちの咆哮と桃太郎の妖しい嬌声が静かな森にいつまでも鳴り響いた・・・・

桃太郎 5へ続く
        
     桃太郎とやってしまった三人はどうなってしまうのか、そして桃太郎の運命は??)